聞かれればぱっと出てくることは出てくるが、備忘録として。
ターンテーブリズムというと、一般的にはこういったものが連想されると思う。これに対する特異な例として、Kid Koala の Moon River がある。
ビートが一切ない曲(Audrey Hepburn - Moon River)を3枚使いしており、本来ミキサーでやるはずのディレイやリバーブ、FX 音などがターンテーブリズムのみで再現されている。特に 2:59〜4:05 のニードルドロッピングによる即興アンビエントとも言えそうな曲調が白眉。
ビートがなくても独創性の高いターンテーブリズムは可能、という稀有な例と思う。